自動計量器の価格はどのくらい?
自動計量器を導入した後のランニングコストを知りたい
このように自動計量器の価格やランニングコストについて知りたいと思っている方は、多いのではないでしょうか。自動計量器の価格は導入する製品やメーカーによって異なります。
また、自動計量器を導入した後にかかるランニングコストを把握しておかないと、導入後に後悔する可能性が高いです。そこでこの記事では、自動計量器の価格やランニングコストについて解説します。
自動計量器の価格帯を把握するためにも、この記事を参考にしてみてください。また、以下では組み合わせはかりのメーカーについて解説しているので、参考にしてください。
自動計量器(組み合わせはかり)の価格帯

自動計量器の価格帯は、メーカーや機種のサイズ、搭載機能、対応する用途によって大きく変動します。比較的シンプルな構成であれば数百万円台から検討されるケースもありますが、高機能機や大型設備、ライン連携を前提とした仕様では数千万円規模になることもあります。
さらに、計量対象や設置環境に合わせたオーダーメイド対応を行う場合は、構成が複雑になり、全体費用が上振れする傾向があります。具体的な価格を把握するためには、用途や条件を整理したうえでメーカーへ問い合わせ、仕様に応じた見積や資料を確認することが重要です。
導入時にかかる費用の内訳
自動計量器の導入費用は、本体価格だけでなく複数の要素で構成されます。全体像を把握せずに検討を進めると、想定外のコストが発生する可能性があるため、内訳ごとに確認することが重要です。
それぞれの項目を分けて整理することで、予算の見通しを立てやすくなります。
本体製品の費用

導入時の中心となるのが自動計量器本体の費用です。本体価格は、計量精度や処理能力、対応する物性、制御機能などによって幅があります。高性能な機種ほど安定した計量や高速処理が可能になる一方で、初期投資は大きくなる傾向があります。
そのため、単純に価格の高低で判断するのではなく、導入後にどの程度の生産性向上や人件費削減が見込めるかを含めて検討することが重要です。用途に対して適切な仕様を選定することで、過不足のない投資につながります。
設置・工事費用

自動計量器の導入には、本体とは別に設置や工事に関する費用が発生します。費用の水準はメーカーや現場条件によって異なりますが、搬入経路や設置スペース、設備規模によって変動しやすい項目です。
特に大型設備や既存ラインとの接続が必要な場合は、工事内容が増えるため費用が上がる傾向があります。また、機器の運搬費や据付調整費が別途計上されるケースもあるため、見積時に含まれている範囲を確認しておくことが重要です。
周辺機器の費用

自動計量器は単体で完結することは少なく、ストッカーや搬送コンベア、充填機などの周辺機器と組み合わせて使用されるケースが多くあります。工場の規模や計量対象、ライン構成によって必要な機器が変わるため、この部分の費用も全体コストに大きく影響します。
周辺機器は本体価格に含まれる場合と別途費用となる場合があり、構成によっては想定以上にコストが増えることもあります。そのため、どこまでが見積に含まれているのかを事前に確認し、トータルでの導入費用として把握することが重要です。
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自動計量器(組み合わせはかり)のランニングコストの内訳

自動計量器は導入後も継続的にコストが発生する設備です。本体価格だけでなく、運用段階で必要となる費用を事前に把握しておくことで、導入後の負担を見誤らずに済みます。主なランニングコストは以下のとおりです。
これらは運用条件や設備仕様によって変動するため、あらかじめ想定しておくことが重要です。
メンテナンス費用

自動計量器を安定して運用するためには、定期的な点検や部品交換などのメンテナンスが欠かせません。センサーやロードセル、搬送部などは使用頻度に応じて摩耗や劣化が進むため、適切なタイミングでの保守が必要になります。
費用の水準は機種やメーカー、保守契約の内容によって異なりますが、点検や部品交換の都度費用が発生するケースや、年間契約として一定額を支払うケースなどがあります。いずれにしても避けられないコストであるため、導入時から運用費として見込んでおくことが重要です。
電気代の目安

自動計量器は人手作業の省力化に寄与する一方で、電力を消費する設備でもあります。電気代は機器の規模や稼働時間、処理能力によって変動し、稼働時間が長いほどコストも増加する傾向があります。
特に連続運転や長時間稼働を前提とするラインでは、電力消費が積み重なり、月次の運用コストに影響します。また、周辺機器と連携して運用する場合は、それらの電力消費も含めて考える必要があります。運用条件を踏まえて、電力コストを事前に試算しておくことが重要です。
検定費用

自動計量器を取引や証明用途で使用する場合は、計量法に基づく検定を受ける必要があります。検定に合格しないと正式な用途で使用できないため、対象となる場合は必ず考慮すべき項目です。
検定費用は機種や用途によって異なりますが、一定の費用が定期的に発生します。また、検定には有効期間があり、継続して使用する場合は更新が必要になります。これらの費用も長期的な運用コストとして見込んでおくことが重要です。
自動定量計量機やコンピュータースケールは、機種の種類や用途によって価格構造が大きく異なります。同じように見える設備でも、計量精度や処理能力、対応する物性、ライン連携の有無によって必要な構成が変わるため、単純な価格比較では判断を誤る可能性があります。
また、呼称の違いによって機能の範囲が異なるケースもあり、認識のズレが起きやすい点にも注意が必要です。まずは呼び方や分類の違いを整理し、自社の用途や条件を明確にしたうえで見積を比較することで、適切な設備選定と導入後のトラブル防止につながります。
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自動計量器(組み合わせはかり)の導入メリット

自動計量器を工場に導入するメリットは以下の3つが挙げられます。
それぞれのメリットを把握して、自動計量器の導入を検討してみてください。
生産性向上による利益の最大化

工場に自動計量器を導入することで、計量から充填までの工程を自動化でき、生産ライン全体の効率が向上します。作業の停滞や待ち時間が減ることで、安定した生産体制を構築しやすくなります。
・設定重量での高速・連続計量により処理能力が向上
・人手作業によるばらつきやミスを抑制
・再作業や廃棄の削減によるロス低減
・工程のボトルネックを解消しライン全体を最適化
さらに、精度の高い計量により過充填を防ぐことができ、原材料コストの削減にもつながります。単に生産量を増やすだけでなく、歩留まりの改善によって利益率の向上が期待できます。
・過充填の削減による原材料コストの最適化
・歩留まり向上による利益率の改善
・安定生産による納期遵守率の向上
また、多様な計量モードを備えた機種では、製品の切り替えにも柔軟に対応できます。
・液体・粉体・固形物など多様な物性に対応
・製品サイズや形状の違いにも柔軟に対応
・少量多品種生産への適応が可能
生産量・品質・コストのバランスを改善し、利益の最大化につながります。
人件費削減効果

自動計量器は、従来人手で行っていた計量・充填作業を自動化することで、作業時間の短縮と人員の最適化を実現します。単純作業を機械に置き換えることで、効率的な人員配置が可能になります。
・計量・充填作業の自動化による作業時間短縮
・少人数での運用が可能となり人件費を抑制
・作業の属人化を防ぎ、誰でも対応できる体制を構築
また、作業の標準化が進むことで、教育コストや引き継ぎの負担も軽減されます。
・熟練者に依存しない運用が可能
・教育時間の短縮と即戦力化
・人材不足の環境でも安定稼働を維持
さらに、身体的負担の軽減や安全性向上といった効果も期待できます。
・重量物の取り扱い作業を削減
・繰り返し作業による疲労を軽減
・労働災害リスクの低減
加えて、人員をより付加価値の高い業務へシフトできる点も重要です。
・品質管理や改善業務へ人員を再配置
・生産性向上につながる業務へ集中可能
人件費の削減だけでなく、組織全体の生産効率向上にも寄与します。
品質安定化の効果

自動計量器は高精度なセンサーと制御により、常に一定の重量で計量できるため、製品品質のばらつきを抑えることができます。人手作業では避けられなかった個人差や疲労による誤差を排除できる点が大きなメリットです。
・計量精度の均一化により品質を安定化
・作業者ごとのばらつきを排除
・製品規格の遵守率を向上
また、過不足のない計量により、品質とコストの両面でメリットがあります。
・過充填の防止によるコスト削減
・不足による品質不良の防止
・原材料の無駄を最小限に抑制
さらに、計量データの記録・管理機能により、品質管理の高度化が可能です。
・計量データの自動記録によるトレーサビリティ確保
・ロットごとの品質履歴を管理可能
・データ分析による品質改善の促進
データを活用することで、異常の早期発見や迅速な対策も可能になります。
・品質変動の傾向を可視化
・不具合発生時の原因特定を迅速化
・継続的な品質改善に活用可能
品質の安定化に加え、管理体制の強化と信頼性向上にもつながります。
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コストパフォーマンスに優れた自動計量器を導入するなら、大和製衡株式会社がおすすめ

| 項目 | 詳細 |
| 会社名 | 大和製衡株式会社 |
| 所在地 | 兵庫県明石市茶園場町5-22 |
| 創業年月 | 大正9年2月(西暦1920年) |
| 公式サイト | https://www.yamato-scale.co.jp/ |
コストパフォーマンスに優れた自動計量器を導入するなら、大和製衡株式会社がおすすめです。同社の特徴や強みを知るために、ここではその魅力を紹介します。
豊富な導入実績
大和製衡株式会社ははかりメーカーのリーディングカンパニーとして、今までに世界で130ヵ国以上への導入実績があります。食品工場やスーパーマーケットなどの小売店などさまざまです。
豊富な導入実績があるからこそ、工場の希望の自動計量器をカスタマイズすることもできます。
導入事例|大容量パック対応で生産効率を改善(農産加工業界)

農産加工業界では、ジャガイモなどの大容量パック詰めにおいて、計量工程の効率化が課題となっていました。本事例では、自動排出機構付きの組み合わせ計量機とオートチェッカを連動させることで、作業効率と品質の両立を実現しています。
導入前の課題

従来の計量工程では、計量コンベヤ上の商品が一度に排出されてしまい、次の組合せ計量までに待ち時間が発生していました。その結果、設備本来の性能を十分に発揮できず、生産効率が伸びない状況でした。
・排出後に次の計量まで待ち時間が発生
・組み合わせ計量の連続性が確保できない
・設備性能を十分に活かしきれていない
改善内容(仕組みの見直し)
計量方法を見直し、目標重量の約8割を事前に投入し、残りの約2割を組み合わせ計量で補う方式に変更しました。これにより、排出後も複数の計量ユニットに材料が残るため、次の計量をすぐに開始できるようになります。
・約8割をオートチェッカで事前計量
・残り約2割を組み合わせ計量で調整
・排出後も計量ユニットに材料が残る構成
計量の連続性を確保し、待ち時間を削減
導入効果
作業体制と生産性の両面で大きな改善が見られました。人員削減と処理能力の向上を同時に実現し、効率的な運用が可能になっています。
・作業人数
従来:計量6名+包装2名=合計8名
導入後:計量3名+包装2名=合計5名
・生産能力
従来:約12個/分
導入後:約20個/分
・品質(平均重量)
従来:約1,050g
導入後:約1,008g(過充填を抑制)
定量的な成果
導入により、省人化と生産性向上、歩留まり改善が同時に実現されています。
・約3名分の省人化
・生産効率が大幅に向上(約70%向上の目安)
・歩留まりの改善(過充填削減)
・年間で数百万円規模の利益改善が期待される
計量工程の「配分」と「連携」を見直すことで、設備性能を最大限に引き出し、省人化と収益改善を同時に実現できた事例です。
充実したアフターサポート

大和製衡株式会社は、全国に本社・支店・営業所を展開しており、トラブル発生時にも迅速に対応できる体制を整えています。各地域に拠点があるため、問い合わせ後はエンジニアが現場へスムーズに駆けつけやすく、生産ラインの停止リスクを最小限に抑えられる点が強みです。
・国内に本支店・営業所・関連会社を含めて18拠点を展開
・地域密着のサポート体制で迅速な対応が可能
・トラブル時のダウンタイムを最小限に抑制
また、不具合が発生してから対応するだけでなく、予防保全の観点から定期点検サービスも提供しています。設備を長期間安定して使用するためには、計画的なメンテナンスが重要です。
・自動計量機や検査装置の定期点検・保守に対応
・品質や安全性を維持するための点検サービスを提供
・長期的な安定稼働を支援
さらに、取引証明に使用される特定計量器については、法定検査にも対応しています。これにより、法令遵守と運用の安心感を両立できます。
・特定計量器の法定検査(代行)に対応
・取引・証明用途での使用にも対応可能
そのほか、設備全体を対象としたメンテナンスや改造にも柔軟に対応しています。
・各種設備を含めたメンテナンス・改造に対応
・運用状況に応じたサポートが可能
導入後も「保守・点検・法定対応」まで一貫してサポートできる体制が整っている点が大きな特徴です。
豊富な製品の種類

大和製衡株式会社は豊富な種類の製品を取り揃えています。自動の組み合わせはかりから定量供給機、自動重量選別機などさまざまです。
豊富な製品が揃っていると、工場に最適な機器を導入できるでしょう。また、工場や製品の希望に合わせてカスタマイズもしてくれます。
組合せはかり|低床型データウェイ™

低床型データウェイ™は、従来機の容量を維持しながら高さを抑えた設計により、設置性と作業性を高めた改良モデルです。限られたスペースでも導入しやすく、現場環境に柔軟に対応できます。
・3L容量を維持しつつ高さを抑えた低床設計
・本体サイズは約1m×1m×1mに収まるコンパクト構造
・天井高280cm程度の現場にも設置しやすい
また、排出構造にも工夫が施されており、粘着性のある原料にも対応可能です。
・計量部はコンベヤ排出方式を採用
・粘着性の高いプロダクトでも付着を抑制
・安定した高精度計量を実現
さらに、メンテナンス性や清掃性にも配慮した設計となっています。
・本体は防水構造で水洗いにも対応
・部品の脱着が容易でメンテナンスしやすい
・低い機器高さにより手が届きやすく清掃性が向上
設置制約のある現場でも導入しやすく、「計量精度・清掃性・作業性」をバランスよく向上させたモデルです。
価格だけでなく、用途や物性、処理能力といった前提条件を事前に整理したうえで見積もりを依頼することが重要です。条件が曖昧なまま依頼すると、各社で前提が異なり、正確な比較ができなくなります。適切な選定を行うためには、事前に条件を明確化し、同じ基準で見積を比較することが重要です。
まとめ

自動計量器の価格は導入する製品の種類やメーカーによって異なります。導入には数100万円〜数1,000万円ほどかかると思っておくといいでしょう。
自動計量器を導入する際は、本体費用の他にも工事・設置費用や周辺機器の費用もかかるため、初期費用に考慮しておく必要があります。また、電気代やメンテナンス費用などのランニングコストもかかることから、トータル費用を考慮した上で費用対効果を計算してみてください。
この記事を参考にして、工場に最適な自動計量器を導入をしてみましょう。
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